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大会長挨拶

久保千春

拝啓
 陽春の候、時下ますますご清祥のことと存じます。3月11日に発生しました東日本大震災では、未曾有の大災害が発生しております。お亡くなりになられた方々にご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 この度、第14回日本内観医学会大会が、2011年10月15日(土)福岡にて開催されることになり、そのお世話をさせていただくことになりました。
 現在、日本を取り巻く環境は、国際化、情報化、高齢化、核家族化などにより多くのストレスがみられます。 その状況を反映して、自殺者3万人以上が13年続いております。 心の問題への対応が、大変重要であります。 内観療法は、吉本伊信先生が考案された日本発祥の心理療法です。 現在ではアジアやヨーロッパにも普及してきております。 本大会において、内観療法研究の医師、臨床心理士などの関係者が一堂に集まり、研究成果を発表し、社会に発信することは大変重要であります。
 総会のお世話をさせて頂く私どもとしても、実りある会として成功させるべく、準備委員一同懸命に努力する所存であります。
 本大会の会場は、九州大学医学部百年講堂です。2003年に九州大学100周年を記念して造られた建物で、使いやすい会場です。 福岡には、太宰府や志賀島など、多くの観光スポットと安くて新鮮な魚などがありますので、ぜひおいでいただければ幸いです。
 本大会に多くの方々からの参加をいただきますようお願い申し上げます。

敬具
2011年4月
大会長 久保 千春

太宰府天満宮


福岡タワー


のこのしま
アイランドパーク

志賀島